2013年12月アーカイブ

男性にとって結婚とは

男性でも女性でも、人間は他の人との愛情のこもった人間関係を必要としています。

結婚はそんな人間関係の究極のカタチです。

なぜなら、社会に所属し、他の人々とコンタクトがあるということが、私たちに安心感を与えるからです。

ところがそこで陥りやすいのは、そのような他人との関係が「自分の心にあいた空洞を埋めてくれるに違いない」と考えてしまうことです。

けれども、もしあなたが自分を好きでなければ、いくら人と一緒にいても、あなたが自分を好きでないという事実を変えてはくれません。

そればかりか、そのことは人といい関係をもつことを難しくするでしょう。

ある調査によると、家事を平等に分担して行う夫婦は、そうでない夫婦より、お互いに対する満足度が19パーセントも高いそうです。

また、ひどいことを言われて傷ついた経験はだれにでもあると思います。

そしてそういう出来事は、二人の間にも起こるでしょう。

仮にそのとき、相手が謝って、あなたは許すことにしたとしても、あなたの心のなかで傷がまだ消えていなければ、あなたはその出来事のトラウマを心のなかにいつまでも抱えたままになるのです。

そんな心の痛みは捨て去らねばなりません。

心の傷をいつまでも抱えたままでいるのは、傷を毎日新たに更新しているようなものです。

それを捨てられるのはあなただけです。

男性にとっての結婚後の家事

多くの人にとって家事というのは面倒くさいものです。

好きという人は少ないかも知れません。

でも、だからといって、結婚後に男性が女性にすべて押しつけるのはいけません。

面倒なことでも二人で分担して平等にやらなくてはならないのは単純な事実です。

ある社会学者によると、多くの女性が床をピカピカに磨いたり、夫のシャツの襟の汚れを完全に取ることに喜びを感じるのは、女性が過去何世紀にもわたって洗脳されてきた結果なのだそうです。

そして、多くの男性はそのような条件反射的な感情をもたないため、やるべきことをやらないでサボってきたというのです。

この学者さんによると、男性も女性も家事が好きでないのは同じなのに、"世の常識"が女性にその仕事をさせるよう追い込んでいるのだそうです。

たとえば、家の中が汚れているとすると、男性は反射的に「ここは豚小屋か」とか「こんなところに住めるやつがいるか」などということを口にします。

すると女は条件反射的に罪の意識を感じてたぽちず掃除してしまい、男はただそれを待っているのだというのです。

それでも、最近ではこのような男女の傾向が大きく変わりつつあるということです。

けれどもそれがどう変わりつつあるのかというと、男性が家事をよくやるようになったのではなく、女性が以前よりやらなくなってきているという側面もあるようです。

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