多くの人にとって家事というのは面倒くさいものです。
好きという人は少ないかも知れません。
でも、だからといって、結婚後に男性が女性にすべて押しつけるのはいけません。
面倒なことでも二人で分担して平等にやらなくてはならないのは単純な事実です。
ある社会学者によると、多くの女性が床をピカピカに磨いたり、夫のシャツの襟の汚れを完全に取ることに喜びを感じるのは、女性が過去何世紀にもわたって洗脳されてきた結果なのだそうです。
そして、多くの男性はそのような条件反射的な感情をもたないため、やるべきことをやらないでサボってきたというのです。
この学者さんによると、男性も女性も家事が好きでないのは同じなのに、"世の常識"が女性にその仕事をさせるよう追い込んでいるのだそうです。
たとえば、家の中が汚れているとすると、男性は反射的に「ここは豚小屋か」とか「こんなところに住めるやつがいるか」などということを口にします。
すると女は条件反射的に罪の意識を感じてたぽちず掃除してしまい、男はただそれを待っているのだというのです。
それでも、最近ではこのような男女の傾向が大きく変わりつつあるということです。
けれどもそれがどう変わりつつあるのかというと、男性が家事をよくやるようになったのではなく、女性が以前よりやらなくなってきているという側面もあるようです。