2014年6月アーカイブ

男性はだれでも、自分が生きている世界についての基本的な考えをもっています。

そしてそれらの考えは、その人の人生とすべての行動の基本になっています。

ですから、もしあなたが結婚したパートナーとの生活に何が必要かを知りたければ、まず自分はどんな人間かを知ることです。

あなたの興味のあること、信じていること、選んだ仕事などは、すべてその男性の性格の根本的な部分を反映しています。

ですから、あなたが何を望み、何を選択しているかは、たとえそれがパートナーとは直接関係ないことであっても、あなたがその人との関係に何を必要としているかを暗示しているのです。

役所で結婚届けを受け付ける係をしている女性が言いました。

「バレンタインデーが近づいてくると、その日も窓口が開いているかどうかを問い合わせてくる電話が多くなります。

それで、開いていますよって言うと、みんなホッとしたような声を出すのです。

その日に結婚しようとする人は多いんですね。

でも、これから一緒になろうという人たちを相手にする仕事をしていると、彼らの内面の喜びがよく伝わってきて、そういう気持ちをもつことの大切さを毎日思い出させてくれていいですね」

おかげで彼女は、ご主人との生活においてもそういう気持ちを失わずにやっていくことの大切さを忘れないですむと言います。

それでご主人はよく「離婚届けの受付係と結婚しなくてよかった」と冗談を言うそうです。


結婚後にエアコンでもめる男性

結婚したパートナーが何を考え、どんな気持ちでいるかを知るのは、男性にとって時に難しいことです。

男性は無意識のうちに、自分の考えや気持ちをもとに推測しようとしますが、その危険性はいうまでもないことです。

そうするほうが楽なのでついそうしてしまうとはいえ、現実的に考えれば、相手の気持ちをもっと注意深く考えなければならないというのは、だれにもわかることでしょう。

よく、彼女は寒がりで彼は暑がり、というカップルがいます。

彼女は何枚も着込んでいるのにまだ寒いと言い、彼はTシャツ一枚で涼しい顔をしている、という具合です。

このように気温に対する感覚の違う二人は、まさに「違う人間同士は引き合う」ということの好例かもしれません。

この問題を解決するための重要なポイントは、体の新陳代謝のように自分の力ではコントロールできないことに対して、二人がどのように対処するかという点です。

こういう二人は、冬は暖房のことで、夏は冷房のことで、いつももめます。

そしてなんとか妥協して夕食後のテレビを見て、さて寝る時間となると、また「クーラー強くしたでしょう!」「してないよ!」という争いが始まるというわけです。

心理学の専門家によると、多くの人は「愛している」と言いながら、相手の立場に立って考えていないことが多いのだそうです。

相手の身になって考えていないことのいい例は、このエアコンの他にも、食事の時間、何を食べるか、寝る時間や起きる時間、などがあります。