結婚したパートナーが何を考え、どんな気持ちでいるかを知るのは、男性にとって時に難しいことです。
男性は無意識のうちに、自分の考えや気持ちをもとに推測しようとしますが、その危険性はいうまでもないことです。
そうするほうが楽なのでついそうしてしまうとはいえ、現実的に考えれば、相手の気持ちをもっと注意深く考えなければならないというのは、だれにもわかることでしょう。
よく、彼女は寒がりで彼は暑がり、というカップルがいます。
彼女は何枚も着込んでいるのにまだ寒いと言い、彼はTシャツ一枚で涼しい顔をしている、という具合です。
このように気温に対する感覚の違う二人は、まさに「違う人間同士は引き合う」ということの好例かもしれません。
この問題を解決するための重要なポイントは、体の新陳代謝のように自分の力ではコントロールできないことに対して、二人がどのように対処するかという点です。
こういう二人は、冬は暖房のことで、夏は冷房のことで、いつももめます。
そしてなんとか妥協して夕食後のテレビを見て、さて寝る時間となると、また「クーラー強くしたでしょう!」「してないよ!」という争いが始まるというわけです。
心理学の専門家によると、多くの人は「愛している」と言いながら、相手の立場に立って考えていないことが多いのだそうです。
相手の身になって考えていないことのいい例は、このエアコンの他にも、食事の時間、何を食べるか、寝る時間や起きる時間、などがあります。