休日は多くの人にとって待ち遠しいものですが、ある男性にとっては苦痛をもたらすものでしかない場合があります。
たとえば、休日には結婚を控えたパートナーに対して何か特別なことをしなくてはいけないとか、絶対に二人そろって何かをしなくてはならないと考えている人がそれです。
内心にそういう期待や要求があると、「もしそれを実行しなければ、二人は楽しくやっていないことになるのではないだろうか」という恐れがわき起こります。
そういう男性のなかには、圧迫感から逃れようとして、立てた計画を無意識のうちに自分でつぶしてしまったり、わざと婚約相手との関係を壊すような行動に出る人がいます。
具体的にいえば、計画の難点をあれこれ並べ立てたり、計画を急に変更したり、機嫌が悪くなったり、口論を始めるなどがよくあるパターンです。
このように、「望みどおりにならないことに対する恐れ」が原因でダメになる結婚前のカップルはたくさんいます。
恐れを感じ取ることは大切ですが、過剰反応は百害あって一つもいいことはありません。
「うまくいかなくてもかまわないのだ」「居心地が悪くてもいいではないか」と考え、それが人間なのだということを理解することが大切です。