立食の形を取り入れたビュッフ式披露宴は、若い人に人気があります。
大皿に盛った料理がテーブルに並べられ、各自が自由に取って食べるスタイルですから、招待客の人数に多少変動があってもあわてることはありません。
席次に悩まされることもなく、新郎・新婦も招待客に混じって親しく歓談できるというのも大きな利点です。
ビュッフ式の場合、まったくイスを使用しないもの、会場の壁ぎわなどにイスを少し並べておくもの、一応それぞれに席を決めておくものの三通りがあります。
一般に、披露宴では新郎・新婦、媒酌人夫妻の計四個のイスが用意されますが、年輩者のために
そのほかにもいくつか壁ぎわに並べておいたほうがよいでしょう。
できれば出席者数の四分の一ぐらいのイスを用意して、立ち疲れた人が休めるようにします。
開宴からお開きまで招待客をイスに拘束する披露宴と違い、ビュッフ式の場合は自由に会場を動き回ることができます。
のみならず、あまり周りに気をつかわずに途中で抜けることもできます。
したがって、帰る時間がまちまちになるので、引き出物の渡し方については十分検討しておくことが必要です。
ビュッフェ式は食べ物がメーンですが、アルコール類やソフトドリンクを中心とした立食式パーティーがカクテル・パーティーです。