会費制で披露宴を行う場合、新郎・新婦の親しい友人が発起人となって出席者から会費を集め、それを当日の飲食費に当てるのが普通です。
会費はひとり五千?七千円が相場ですが、披露宴の規模や会場費を入れるか入れないかによって大部違ってきます。
原則として会費は出席者全員から集めますが、媒酌人夫妻やとくに世話になった人の分は、双方で負担すべきでしょう。
会費制の披露宴はビュッフ・スタイルをとることが多く、ホテルや専門の結婚式場、公共会館などの宴会場が利用されます。
レストランやスナックを借りきって行われることもあります。
合理的で気軽に参加できるのが特徴の会費制の披露宴は、とくに地方で多いです。
会場がイスとテープルの洋室でも、料理は日本料理というケースが半数以上を占めています。
招待客には若い人もいれば年輩者もいるわけですから、全員に抵抗なく受け入れられる料理というとやはり日本料理になるでしょう。
披露宴などの宴会で出される日本料理は、会席料理が一般的です。
一の膳、二の膳、三の膳というようにいくつか膳が並べられますが、和室で行うときはともかく、洋室ではそうはいきません。
テープルの上にまとめて並べられ、汁、茶わん蒸しなどは食事の進行に合わせて温かいものが各自に運ばれます。