料理屋や運転手にチップ

料理屋に「結納の祝い膳用に」といえばしつらえてくれます。

しかし、ようは気持ちですから、形式ばった食事でなくとも、祝いの宴を持つことが大切です。

また、この日は仲人も忙しいので、あらかじめ打ち合わせをして、祝い膳のかわりにそれを折詰めにしたものを渡したり、あるいは「酒肴料」として現金を渡すこともあります。

「酒肴料」は祝い膳のかわりですから、食事代に若干プラスした金額と思えばよいでしょう。

祝儀袋の上書きは「酒肴料」とします。

男性側では「酒肴料」を、女性側では祝い膳をというように、両家であらかじめ打ち合わせをしておきましょう。


「御車代」や運転手への祝儀は?
仲人に「酒肴料」のほかに「御車代」を出すこともあります。

「酒肴料」の金額のなかに加えてもかまいませんし、別に「御車代」として出してもよいでしょう。

金額は実費の一・五?二倍くらいを目安にします。

当日、車を待たせてあるような場合には、運転手にも祝儀を出します。

これはチップと考えて、ほんの気持ちだけでよいのです。

ただし、男性宅では五千円出したのに対し、女性宅では千円というのではバランスがとれませんから、あらかじめ打ち合わせをしでおきます。

千?二千円くらいでよいでしょう。


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