仲人宅で結納を交わす その2

(6)仲人夫人は床の間へ進み出て、男性側の結納品を女性本人の前に置きます。

置いたら仲人が「木村様からのご結納でございます。

幾久しくお納めください」とあいさつをします。

(7)女性の父親(または本人)が「ありがとうございます。

幾久しくお受けいたします」といいます。

仲人夫人が席に戻ったところで、父親と女性本人は目録に目をとおします。

これで男性側から女性側への結納は終了です。

次に女性側から男性側への結納も同様に行います。

(8)仲人夫人は床の間へ進み出て、女性側の結納品を男性本人の前に置きます。

置いたら仲人が「田中様からのご結納でございます。

幾久しくお納めください」とあいさつをします。

(9)男性の父親(または本人)が「ありがとうございます。

幾久しくお受けいたします」といいます。

仲人夫人が席に戻ったところで、父親と男性本人は目録に目をとおします。

(10)次に受書の交換をします。

仲人夫人が女性側から受け取った受書を男性側へ、男性側から受け取った受書を女性側へと取りつぎますが、一堂に会して結納を交わす場合は、受書は省略することも多いようです。

(11)すべてが終了したら仲人が祝辞を述べます。

「ご両家の婚約はめでたく整いました。

まことにおめでとうございます。

ささやかではございますが酒肴の用意がございますので、どうぞおくつろぎください」

(12)この後、茶菓でのどをうるおし、祝い膳を囲んで全員で歓談をします。

挙式の細かい日程の打ち合わせなどをするのもよいでしょう。


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