男性が女性宅に出向き、結納を納める

男性本人が一人で女性宅に出向いて、結納を納める場合もあります。

男性と女性の家が遠く離れている場合などにときどき使われますが、もともと男性が「嫁をもらいに」いったわけですから、不自然な方法ではありません。

女性宅に着き、部屋にとおされたら、「このたびは大切なお嬢様をいただくことになりまして、まことにありがとうございます。これは当方の結納の品でございます。幾久しくお納めください」と差し出します。

女性側は「ありがとうございます。幾久しくお受けいたします」と目録を確かめます。

受書を渡す場合は「受書でございます。お納めください」と渡しますが、省略してもよいでしょう。

女性側からも結納品を納める(結納返し)のであれば、この後差し出します。

最後に男性は「本日はおかげさまでとどこおりなく婚約成立となりました。まことにありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします」とあいさつをします。

その後、桜湯や昆布茶、干菓子でのどをうるおし、祝い膳を囲んで歓談します。

幾久しくという言葉を添えて。



お見合い

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このページは、-が2016年8月29日 15:55に書いたブログ記事です。

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