(3)讃美歌合唱
歌う讃美歌の歌詞は、歌集が手渡されます。
(4)聖書朗読、祈禧
牧師が聖書の一節を朗読し、祈りをささげます。
(5)説教
牧師から、結婚の意義や神の教えについてのことばが述べられます。
(6)誓約
一同起立のうちに、挙式のクライマックスである夫婦の誓約が行なわれます。
誓約のことばは、問いかけに答えるかたちですから、新郎新婦ともハッキリと答えます。
(7)指輪交換
牧師は、あずかっていた指輪を新郎に渡します。
新郎は左手で受け、新婦の左手薬指にはめます。
新婦かち指輪を贈る場合も同様です。
(8)宣言
牧師は二人に手をとらせ、その上に自分の手をおいて祝福し、結婚の成立を宣言します。
ここで婚姻届けに署名することもあります。
■退場
新郎新婦は腕を組み、ウエディング・マーチにおくられて、バージン・ロードを退場します。
媒酌人夫妻は、その後につづきます。
仏教では、夫婦の契りを結ぶのは決して偶然ではなく、前世からの因縁によるものと考え、これもご先祖様の引き合わせと仏前で感謝し、来世までの契りを誓うのです。
仏前結婚式は、菩提寺や寺院の本堂、自宅の仏壇の前など、ご本尊の前でとり行ないます。
式次第は、宗派、寺院によって多少のちがいはありますが、特別むずかしい決まりはありません。
係員の指示に従っていればまちがいないのは神前結婚式と同様です。