◆神前結婚式の手順は、ホテルまたは結婚式場によって多少の違いはありますが、いずれにしても、係員がきちんと説明してくれますから、そのとおりにすればよいのです。
式の始まる前に、係員から、式の順序や玉串奉莫、三献の儀(三三九度の杯)のやり方、誓詞の読み方などの説明があります。
ちょっと聞いただけではむずかしそうな感じがしますが、その都度、係員がリードしてくれるでしょうから、全部を覚え込む必要はありません。
ただし、玉串奉璽は実際に手に取ってやってみておいた方がよいでしょう。
また、誓詞も、ホテルや式場によっては、荘厳な雰囲気を出すため、古い文体を用いている場合もありますので、その場合は一、二度小声で練習しておくと間違いがありません。
指輪の交換は本来の神前結婚式にはないのですが、組込む場合は、事前に係員に指輪を渡しておきます。
◆入場の順序
新郎、媒酌人、新婦、媒酌人夫人、新郎の両親、家族・親族、新婦の両親、家族・親族です。
しかし、式場によっては新郎、媒酌人、新婦、媒酌人夫人、新郎の両親、新婦の両親、新郎の家族・親族、新婦の家族・親族となるところもあります。
神殿に向かって右側に新郎、左側に新婦が来るようにします。
新郎と新婦は最初それぞれの席に向かい合って座り、三三九度の杯がすんでから並んで座るのが正式ですが、最近では最初から並んで座ることもあります。
家族・親族は兄弟姉妹、おじ、おば、いとこ、と血の濃い順に席に着きます。