■会場を事前に下見しておく
披露宴の会場は、事前に下見しておくことがたいせつです。
交通機関、最寄りの駅、駅から会場までの所要時間、会場の周辺の環境、施設、設備など、実際に出かけてみてメモしておきます。
会場の周辺に、何か変わった興味を引くものがあれば、書きとめて記憶しておくようにすると、案外役に立つことがあるものです。
披露宴の途中で座が白けたり、ムードがだらけたりした場合、または司会者自身がつまづいて、ばつの悪い思いをしたときなど、にわか仕込みの知識を持ち出して話題を変え、その場のピンチを切り抜けることもあるのです。
これも司会者に気持ちの余裕があってできることですから、役に立つか否かは別にしても、さまざまな知識や情報は切り札としてたくさん持っているほうが得だといえます。
会場についてはそのスペース、会場自体の雰囲気と特徴などを下見して、頭の中に入れておきます。
また、マイクロフォン、映写機、楽器、照明器具などを点検し、当日借りることになっているものはよく調べて、不備なところがないかどうか確認しておくことが大事です。