ひかえめに装うということは、地味づくりということではないのです。
若い女性らしい華やかさや、その人らしい個性がうかがわれることもたいせつです。
華美を避け、節度をわきまえたうえで、司会者としてふさわしい、また、ありきたりでない自分らしい服装プランを考えたいものです。
髪型はわざとらしい、作りすぎた感じのものは、あまりいい印象を与えません。
清潔さとすっきりした感じにまとめた、さりげないヘアー・スタイルが望ましいといえます。
メイク・アップも厚化粧は禁物です。
身だしなみ程度の薄化粧が、若い女性らしい好ましい印象を与えるものと心得てください。
マニキュアもまっ赤なものや、黒、茶、紫などの奇抜なものは避け、淡い色にするほうが上品な感じになります。
アクセサリーも装飾過多をつつしみ、ほどほどにさりげなくあしらいます。
靴はドレスとの調和を考えて選び、ストッキングは肌色の普通のものが、足もとをすっきりと見せます。