最近は、男性と女性がコンビで司会をするケースがよく見られます。
新婦の友人がする場合が多く、年齢も同年輩の女性が多いようです。
となると、女性司会者は花嫁を引き立て、自分はぐっとひかえめな存在であることに心をくだく必要があるといえます。
女性は披露宴などの晴れがましい席では、日頃より一段と美しく華やかなおしゃれをしたいと思うものです。
ましてや司会者という大役ですと、おしゃれにも身を入れて、精いっぱい美しくなりたいと思うのは無理からぬことといえます。
しかし、花嫁の最大の晴れ舞台であることを忘れては、司会者失格ということになってしまいます。
あくまでも花嫁の美しさを引き立て、自分はぐっと引きさがって脇役に徹する心構えが必要です。
豪華な本振り袖やロング・ドレスは、花嫁のお色直しの衣装に利用されることが多いものですから、司会者としては遠慮すべきでしょう。
新郎新婦の衣装が礼装、略礼装にかかわらず、女性司会者は色合いとデザインがひかえめなアフタヌーン・ドレスやカクテル・ドレス、またはアンサンブルやスーツなどが無難です。
ただし、無難にまとめることにこだわりすぎても感心しません。
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