2018年3月アーカイブ

結納の代わりにエンゲージリング(婚約指輪)を交換したら、と提案した仲人がいたそうですが、婚約指輪は男性が婚約した女性に贈るもので、交換できるのはマリッジリング(結婚指輪)です。

婚約指輪はダイヤモンドをはめ込んだものが正式ですが、誕生石やその他、好みの宝石でもよく、金かプラチナの台を用いて、裏に贈り主のイニシャルを並べて刻むのは結婚指輪の場合です。

婚約指輪は、贈り主自身の手で婚約者の左手の薬指にはめます。

そして、結婚指輪をはめるまで指から取ってはいけないことになっています。

指輪はサイズがピッタリしていないと落とす危険性がありますから、正確なサイズのものを贈ることがたいせつで、1から25までのサイズは番号の大きいほど大きくなっています。

なお、この婚約指輪は結婚式のときにははずして、結婚指輪をはめた上に婚約指輪をはめることになりますが、最近はこの両方を一緒にデザインしたコンビネーショソ・リングというのができています。

二つの指輪を組み合わせると一つの指輪に見えるところが特徴で、これなら婚約指輪と結婚指輪の両方を買うのはつまらないということもありません。

婚約指輪は男性から女性に贈るものですが、一方的では困るという場合は、男性にはカフスセット、上等な万年筆とか時計、ライターなどを代わりに贈ればよいでしょう。

結婚相談所 20代

スピーチの準備と心得

はじめて媒酌人を引受けて、あいさつをしなければならない人は、まず草稿を作ります。

話さねばならない必要事項を書き並べ、それを順序よくまとめて、五分間にゆっくりしゃべる程度に原稿用紙に書いてみましょう。

ふつうに話すスピードなら1分間に300字前後ですから、5分間で1500字になりますが、あわてず、あせらず、落ちついてゆっくり話すとなれば三分間の分量900字ぐらい、四百字詰の原稿用紙なら二枚半が適当なところです。

原稿ができあがったら、実際に話すように練習を繰返し、場合によっては録音して、再生したものを聞き、どうもうまくないと思う個所を直します。

内容はできるだけ簡略にして要を得ているようにしましょう。

そして、新郎新婦の名前、出身校、勤務先などの要点はメモして持っていきます。

ある媒酌人は、せっかく名歌を引用してあいさつの結びをつけようとしていたのに、肝心の席上でその歌を度忘れしてしまって、「エート、ほら、あの、何ていいましたかな、あの、ある歌がありまして・・・」と、すっかりつまずいてしまって、あいさつがめちゃめちゃになってしまったということです。

また、ある媒酌人は、控室での祝い酒がたたってロレツがまわらなくなってしまい、大事な披露宴のムードがすっかりしらけてしまったという例もあります。

こうした失敗をしないように万全の注意をもって、披露宴にのぞむようにしたいものです。

男性 結婚

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