■新婚旅行から帰った新夫婦のやること
新婚旅行から帰った新夫婦は、早い時期に仲人・媒酌人にあいさつに来るものである。
茶菓のもてなし程度でよい。
特にあらたまったもてなしをする必要はないが、簡単な飲み物やおつまみ、または茶菓などを用意して、旅の話や将来の生活設計などを話題にして歓談する。
両親が同行した場合でも、同様でよい。
ただ、両親とは昔からの友人であるとか、家族ぐるみのつき合いをしているような場合は、夕食をともにするとか、それまでのつき合いにふさわしいもてなしを考えるべきだろう。
また、このときに謝礼の金包みを渡される場合もある。
■中元・歳暮のあいさつ
新夫婦や両親から仲人・媒酌人に中元・歳暮の贈り物が届けられることが多い。
贈り物を持参して来た場合は、何か手みやげとして持たせたり、招き入れて茶菓でもてなし、新生活の様子などを聞いてあげる。
新年のあいさつに来たときも同様。
特別な返礼は不要。
しかし、こうした儀礼としての贈り物やあいさつは最初の年だけとし、以後は、年賀状のやりとり程度とするのがよい。
三年を過ぎても、新夫婦から中元・歳暮が届けられるようだったら、「お気持ちだけで充分ですから」と辞退を。
それでも届くようであれば、同程度の品をお返しするようにしたい。