仲人・媒酌人は、お礼は遠慮せずに受け取る

結婚式がすむと、仲人・媒酌人への謝礼が渡される。

披露宴が終わり、新郎新婦が新婚旅行にたったあと、会場の控え室でお礼のあいさつとともに渡されることもあり、後日、両親があいさつに訪れ、そのとき持参されることもある。

お礼を考えて引き受けたわけではないとはいえ、謝礼には、さまざまな出費や心労に対するお礼の気持ちもこめられている。

一応は辞退しても、あまり強く断ったりせずに受け取るべきものである。

「それでは、せっかくですから遠慮なくちょうだいさせていただきます」とあいさつすればよい。

お返しは不要である。

しかし、世間相場からみてあまりに多額すぎると考えられる場合もあるかもしれない。

そんなときは、盆・暮れに贈り物をするなり、赤ちゃんの出産祝いをはずむなりして補うようにする。

新夫婦からの謝礼であれば、新家庭に必要な品を贈ってもいいだろう。

ただ、現金で返すことは避けるべき。

「(嫁を)戻す」に通ずるとし、嫌う人があるし、第一、返されても受け取れる筋のものではないからだ。

もちろん、逆の場合でも、謝礼の額が少ないなどと、こだわるのは論外である。


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このページは、-が2018年8月 5日 14:27に書いたブログ記事です。

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