司会を依頼されたとき・予備知識を得ておく

■司会を依頼されたとき
披露宴における司会者の役割は、単なる進行係にとどまらない。

ムードを盛り上げる演出家としての役割や、披露宴全体の調和を考えるコーディネーターとしての役割も、同時に要求される。

司会のやり方ひとつで、宴席が楽しいものにも、味気ないものにもなるだけに、司会を依頼されるということは、新郎新婦の大きな信頼のあらわれだといえよう。

二人の新しい旅立ちのためにも、信頼にこたえ、喜んで引き受けてあげたいものである。

もちろん、プロの司会者とは違うのだから、話術やテクニックはそれほど問題ではない。

むしろ、司会を引き受けたら、事前の準備から当日の宴の終了まで、責任を持って誠実にやりとげる決意が必要である。

司会の具体的、技術的な問題は、準備の過程で各当事者と打ち合わせをし、検討していくようにする。



■司会者は、予備知識を得ておく
予備知識が豊富であればあるほど、司会者の気持ちにも余裕ができ、進行もやりやすくなるものである。

新郎新婦の略歴や家庭環境、趣味、また二人が結ばれるまでのいきさつやエピソード、今後の抱負など、できるだけ両人から聞き出しておきたい。

ほかに、披露宴に出席する人たちの氏名と新郎新婦との関係、特に媒酌人と主賓、祝辞や余興を頼む人については、正確な名前、職業、略歴などをメモしておけば、当日紹介するときに役立つ。

また、ほかの人についても知識があれば、時間があまったときなど、楽しい話題を持った人を選ぶ目安になる場合が多い。


このブログ記事について

このページは、-が2018年9月15日 14:39に書いたブログ記事です。

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