当日の媒酌人夫妻は、新郎新婦の親代わりの役目

(1)媒酌人は主催者側の立場にある
披露宴会場の入口で新郎新婦、その両親とともに招待客を迎えることからもわかるように、媒酌人は主催者側の立場にあります。

したがって、宴席で新郎新婦を紹介するときには、行きすぎた敬語を使わないことです。

「・・・ご卒業なさり」「ご活躍とうけたまわり」とはよくききますが好ましくありません。

(2)挨拶の原稿を作っておく
媒酌人は挙式後、ふたりの婚儀が無事成立したことを、披露宴の席上で参列者に報告する義務があります。

その際、新郎新婦の略歴、エピソード、出会いなどを紹介しなければなりません。

正確に、過不足なく、なごやかに、しかも五分以内に、という条件を満たすためには、下原稿を作り、事前に両人にも内容の了解を得ておきましょう。

(3)頼まれ仲人は実際の仲人を紹介する
頼まれ仲人は、ふたりが恋愛結婚の場合や、見合いでも紹介者が媒酌人としてふさわしくない人(未亡人、未婚者、年齢が若すぎるなど)の場合にあることです。

新郎新婦の本当の結びの神は誰であるか、実際の仲人を披露宴で紹介するのがエチケットです。

(4)媒酌人夫人は新婦の母親代わり
まず式場、披露宴会場では、介添え役として新婦の手をとって歩きます。

式服の乱れを直したり、小物を預かったり、ときには新婦の汗や涙をふいてあげたりと、つねに新婦の様子に気をつけ、細やかな心くばりで母親役を務めます。



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このページは、-が2018年10月15日 15:19に書いたブログ記事です。

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