2019年2月アーカイブ

■結婚祝賀会でのお開きの挨拶
新郎・新婦の挨拶が終わったら、司会者は、披露宴のときと同様、「みなさま。本日の祝賀会は、これをもってお開きとさせていただきます。ありがとうございました」と〈お開き(閉宴)の挨拶〉を述べて、祝宴を終わり、新郎新婦と両親は、出口に立って、ひとりひとりに、感謝のことばを述べて、見送るわけです。


■結婚式での引き出物について
引き出物は、披露宴のはじまる前に、来賓個々の食卓の上に置き、その上に席礼をおいて、閉宴のときに、めいめいに持ち帰ってもらうようにするのが普通ですが、最近は、従来のような引き出物はやめて、ウェディング・ケーキに、卓上に飾った花などを添えて、引き出物代わりに持ちかえってもらう例がふえてきました。

その場合は、あらかじめ、会場側に頼んでおくと、新郎新婦がウェディング・ケーキにナイフを入れたあと、ボーイが調理場に持ち去って、型のとおり、一人前ずつカットし、それぞれ、ケースに入れて、会場の出口にはこんでくれます。

それで、受付係その他の世話役は、お開きの時刻がせまると、出口に待機していて、帰路につく来賓のひとりひとりに、そのケーキに花などを添えて、渡すわけです。



結婚祝賀会での新郎新婦の謝辞(一例)を紹介します。

■新郎の謝辞(一例)
本日はなにかとお忙しいなかを、わざわざお集まりくださり、私たちふたりのために、こんなにも盛大な会をお開きくださいまして、まことにありがとうございました。

また、さきほどから、いろいろとお心のこもったお祝辞や激励のお言葉をいただき、身にしみてありがたく拝聴いたしました。

私たちは、この感激を終生忘れることなく、みなさまがたからお聞かせいただいたご教訓やご忠告を深く胸にきざんで、みなさまのご期待に添いうるような、明かるい家庭を築いてまいりたいと存じております。

みなさまにおかれましても、今後ともによろしくお引き回しくださいますようお願いいたします。

本日は、まことにありがとうございました。


■新婦の謝辞(一例)
わたくしからも、なにか申しあげるようにということでございますが、もう胸がいっぱいで、なにも申しあげられません。

さきほどの○○先生のお言葉にもございましたように、<初心を忘れず>、これまでみなさまから受けましたご教訓をもとに、明かるい家庭を築きあげて、みなさまのご好意におこたえしたいと存じます。

どうかこのうえによろしくお導きくださいますよう、お願いいたします。

本日は、まことにありがとうございました。


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